千年に及ぶ歴史の中で「庵治石」に携わる石工たちが、最高の素材を仕上げるために継承してきた技術があります。
(株)大川石材は常に「こだわりをもって建立したいと思われている人」「これ以上無いもので先祖供養を考えている人」に対し、限界無く提案し、常に対応できる力を供えたいと思っています。
国内最高級品質というブランドを維持するために、製造工程すべてにこだわりを持っています。
「砥石研磨」は、基礎をしっかりと築く研磨方法です。丁寧に段階を踏んで仕上げる事で、石本来の美しさと、鏡の様に澄んだ艶、経年変化への強い耐久性が得られます。
株式会社大川石材では、8工程の砥石研磨を採用しています。
また、“砥石”を変えながら第1工程から第8工程の研磨をおこなうことで「磨き残しをのない仕上がり」も実現しました。
そんな、庵治石の特長を最大限に引き出す「砥石研磨仕上げ」についてご紹介します。
庵治石は硬質で、今でも加工を機械化できない工程があり、そのうえ加工技術や精度は高いレベルが要求されます。
そのため、(株)大川石材では、機械は最新のものを導入しています。
また、古来より受け継がれている、伝統的な石材用具を使った伝統技術も継承しています。新旧互いの良さを活かした製品づくりを行っています。
ここでは、墓石完成に至る加工の流れと、道具などをご紹介します。
創業から80年近く、石材加工に特化してきた経験と自信があります。
美しいラインの蓮華加工、波うちのない亀腹加工を高品質を信条に実現しました。
仕上げ方法も、コブ出し・ノミ切り・ビシャン・コタタキ仕上げなど、今では難しくなってしまった伝統的な加工も対応できます。
一級技能士資格を始めとする資格取得にも取り組んでいます。
これら技術を生かしての伝統的なフォルムや、石表面の仕上げをご紹介します。
国家試験である「一級技能士」の資格取得に積極的に取り組んでいます。
「一級技能士」資格試験は実技と学科があり、安易に取得できるものではありません。
-伝統技法の継承-
機械化の進んだ現在では、ノミ切りなど、伝統的な手作業での仕上げができない会社が増えています。培ってきた文化を受け継ぐため、また、現代の文化に活かすために、伝統技法を習得する必要があると考えます。
-仕上がりを見極める目-
良い仕上げ、悪い仕上げの差を見極めるのは職人の目。
仕上げの作業工程を知らなければ、正確な判断することはできません。
-石と対話する-
電動工具ではなく、昔ながらの道具を使っての作業には、石との対話が必須です。手作業を行うことでしか、石の硬柔や石質の違いをダイレクトに感じることはできません。石からのメッセージを受け取れてこそ、より品質の良いものを作る事ができるのです。
■一級技能士資格 一級技能士(石工):3名|一級技能士(貼り石):3名|一級技能士(石積み):1名
■二級技能士資格 二級技能士(石工):1名
全技連マイスター資格:1名|職業訓練指導員免許:2名|ものづくりマイスター:2名
「第43回技能五輪全国大会」出場,「第44回技能五輪全国大会」出場(1名 銀賞受賞)
「2008第2回全日本石工選手権」出場(1名 銅賞受賞)
「2009技能グランプリ全国大会」出場
「2011技能グランプリ全国大会」出場,「2015技能グランプリ全国大会」出場(1名 銀賞受賞)
※技能グランプリとは、厚生労働省・中央職業能力開発協会・(社)全国技能士会連合会主催の、熟練技能者が「技」競う全国大会です。
「卓越した技能者(現代の名工)」表彰
「庵治石グランドコンペティションA.S.G.C 2009」:最優秀賞
「あじストーンフェア2011」:墓石部門 最優秀賞・展示デザイン大賞 最優秀賞
「庵治ストーンフェア2014」:高松市長賞
「あじストーンフェア2015」:墓石部門 最優秀賞
「庵治ストーンフェア2016」:主催者賞
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