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2006年~2014年ニュース:『2006-2014ニュース』
(株)大川石材ではこれまで天然石のみを加工しきましたが、この度ご依頼をいただき、人工石材の加工にチャレンジしました。
2012年に、石の先進国イタリアへ研修に行った際に人工石材の加工を目にし、「日本もいずれ人工石材加工がやってくる」と感じました。その時から「いつか人工石材の加工が必要となった時に自社で加工できるようになりたい」と思っていたことが実現しました。
他社では人工石材の加工ができなかったということで相談を受けたのですが、これまでの自社での研磨技術力アップの甲斐もあり、弊社では大きな問題もなく加工することができました。
今回チャンスをいただいたことで、長年磨いてきた研磨技術が花開いたと思っています。
加工した人工石材は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)住友館の床材にも一部使われており、とても名誉なことです。
他にも、手元供養としての卵型の骨壺も制作いたしました。※卵型の底から穴をあけ、真鍮製のカプセルを入れています。
・天然石にはない、黄色などの多彩な色がある。
・色や素材感を計画的にそろえることができる。
・軽いので、加工、施工、運搬への負担が少ない。
・副産物を使って作られているので、SDGsに貢献している
・天然石に比べると屋外における風化に弱い
・天然石ならではの『希少性』『唯一無二』の価値とはことなる。
天然石と人工石材。それぞれメリット・デメリットはありますが、人工石材の特性を活かすことで、石における表現が広がっていくと感じます。
(株)大川石材では、人工石材を加工することができます。ご希望の際はご相談ください。
石材業界も変化している現状において、これからも異素材へのチャレンジを続けていきたいと考えています。
令和6年6月8日(土)~9日(日)にサンメッセ香川にて開催された「あじストーンフェア2024」に出展いたしました。
記念碑(124.46才)、庵治石細目(記念碑用材)
洋型納骨堂付・墓誌 塔婆立付(13.19才)、大島石(超特級N)
8寸関東型3重台(13.00才)、大島石(特級K)
今年も展示では、『伝統技術から現代の技術まで』を伝えたいと考えました。
【手彫りの文字彫刻 -Tradition-】
手彫りの文字彫刻。弊社会長の大川等は、この伝統技術を持つ最後の職人かもしれません。
【再現できない味わい -Texture-】
ブラスト機械を使わず、石頭と様々な種類の字彫り用ノミを用いて石に文字を刻みます。
薬研彫りの特徴により、文字底が白く読みやすくブラスト彫刻とは違った味わいがあります。
【継承と発展の技術力 -Technique-】
庵治石に携わる石工たちは、千年に及ぶ歴史の中で最高の素材を仕上げるための技術を継承し発展させ続けています。
国内最高級品質というブランドを維持するために製造工程すべてにこだわりを持っています。
今年も多くのお客様にお越しいただき、心から感謝申し上げます。
光栄なことに、記念碑の手彫りについて「これはすごいね」との評価が多く、また、4トンを超える大きさへも驚いていただきました。
これからも庵治石産地の加工工場として『伝統技術から現代の技術まで』を研鑽していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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